MATCHLESS Ⅲ
2008年06月17日カムシャフトの受けるブッシュがベアリングに変わっていたり、クランクの肉抜きなど、色々と加工がされていました。これはトライアンフで見たり加工したりしてますが、
カムシャフトにあたるタペット部分が、ローラーになっていて、プッシュロッドを動かす仕組みになっていました。
純正でこの仕組みになっているので、トライアンフとはこの部分は全然違います。
カムシャフトの受けるブッシュがベアリングに変わっていたり、クランクの肉抜きなど、色々と加工がされていました。これはトライアンフで見たり加工したりしてますが、
カムシャフトにあたるタペット部分が、ローラーになっていて、プッシュロッドを動かす仕組みになっていました。
純正でこの仕組みになっているので、トライアンフとはこの部分は全然違います。
ヘッド、シリンダーとはずしていく際に、右側、左側と分けてはずします。
普通は、左右はくっついていますが、マチレスG9は分けてはずすようになってます。
レースなどで、右が気になる?とかの時などを考えてこのような作りになっているんでしょうか?
外すのも組むのも楽に出来ます。
クランクケースだけにしてみると、ギヤの配置などがトライアンフと似ています。
レース中に、ゴロゴロ異音がしてきたという事で、エンジンをあけています。
ロッカーカバー、タイミングカバーをはずしたとこです。
インレット、エキゾーストギアには、オイルポンプがついています。
送り側と戻し側が別になっている、ギア式のオイルポンプです。
ロッカーアームなども、他の英車とは違っていて、
バルブクリアランスの調整の仕方もちがいます。
スラッジパイプをとって、掃除しているところです。
スラッジが溜まってクランクのオイル通路が塞がり、コンロッドメタルにオイルがいかなくなり、
クランクがけずれてしまってるのもあります。
MVアグスタ175のお客さんが来店されました。
伊車は、あまり見る機会がないので新鮮です。
伊車の小排気量は、排気量の割りには、よく回り速いとよく聞きますので、気になります。